このブログで初めて書く作品に関しての記事がこれっていうのは不本意なんですけど、書けそうなテンションだったので駄文ひたすら並べていきます。保険として感想ではない扱いにしておこうかと思ったけど流石にやめた
このブログを見てる人は今んところほとんどいないと思うけれど(なにもやってないから訪問者数一桁だし)、もしゼロワンの評価とか感想とか調べて運悪くここに行きついてしまった場合は大人しくブラウザバックした方がいいと思います。めちゃくちゃハッキリ言うと賛否の後者よりのことばっかしか言わないからですね。
映画が公開されて見れたらちゃんとした作品全体の感想を書くような気がするのでそっちはちゃんと評価点も入れますが、まあここはあくまで感想ではなく不満とかアレコレのスーパーネガティブ怪文書なので。そんなに期待しないでくださいね。怪文書の宝庫だったゼロワンだから許してくれるんじゃないかな。

思い返してみると、いやはや1話はすっげー評価良かったと思います。俺めちゃくちゃジオウ好きなんですけど(作品の評価は別として)、まぁ平成の終わりといろいろ噛み合いまくった結果生まれたジオウOQとかいう今世紀最大の怪作からの令和一号!っていうテンションの上がり方でもう期待しかなかったんですよ。あとエグゼイドも結構好きだし、脚本も高橋さんだしいける気がする!って。
実を言うと、この時点でテーマと作風があんまり合わなそうだな〜っていう心配はあったんですけど、それはもうテーマパークに来たみたいにテンション上がりまくってた俺からしたら杞憂だと思ってたんですよ。全然杞憂じゃなかったじゃん!!!


前述の通り1話はできが良かったですね、アクションも良かったし、大胆な構図は新時代の特権。なんかやたら平成を脱却するような意図も感じられたけど、そこはまぁ無理だと思いました。無理でしたね。凸凹でなにが悪い!!!!


ゼロワンという作品について、最初にしっかり違和感を感じたのは5話あたり?の漫画家ヒューマギアの話だった気がします(詳細な話数は後で調べるからゆるして)。それまでも若干なんか倫理的に危ういところ感じてたんですけどそこがどう変わっていくかがキモなので特に問題は感じてませんでした。あまりにも変わらなかったから問題になったんですけど...

話を戻しますが、なにが違和感あったっていうと、まぁサブ脚本ゆえのキャラのブレ、があったと思います。サブ脚本でキャラのブレなんて当たり前だろ!!!ってそらそうなんですけど、ゼロワンはちとワケが違うんですよね。まず初めに、メイン脚本の高橋さんはエグゼイドで全話脚本担当してるんですね。これは周知の事実ですけれど、じゃあなにが問題かっていうとハッキリと言えるのはメインとサブの連携がうまくいってないこれに尽きる。
氏の作風ってうまく言えないんですけど、メインで書いてる時なら絶対自分1人で書ききった方が味が出るタイプの脚本なんですよね。ちょっとズレたキャラを書くのが多かったり、細かい要素の拾い直しがうまかったり。こういうのは全部自分でやってるとめちゃくちゃうまくいくんですけどサブが入ってきちゃうと一気に崩れちゃう。さらにいうとエグゼイドでは大筋を固めてかつ要素の拾いなおしがめちゃくちゃ巧みにできてた反面、多少の粗は気にしないというところがあったんだけど(ちなみに確信犯的にやってたと思います。絶妙な取捨選択がうまかったんだろうか)、つまるところサブが入ってきたところで1人ならうまく回してたところが歪んだ上に細かい粗はそのまま残った、みたいなこれまた凸凹な構造の作品に仕上がってしまったんですよね。じゃあ1人で全部書いてたら神作品になってたかって言うとそれは違うと思います。大筋が面白くないという問題はメインサブ脚本云々関係ない。
なのでサブ脚本の方々を批判する意図ではないです。なんならサブの方がキャラの動かし方がうまかった気がするし......うん......
メイン脚本とサブ脚本の連携はシリーズ通しての総監督がいるかどうかってのは大事な気がします。俺の中で最も評価が高い作品のひとつのGo!プリンセスプリキュアとかはめちゃくちゃ連携うまかったです。作画の連携も取れてましたね。そんなの聞いたことないんですけど!?


こういった一年かけてやるオリジナル作品だと言わずもがな脚本のウェイトが重いですから、そこら辺大変だろうなとは思います。しかしまぁ〜〜ゼロワンを一言で表すなら脚本が悪い!ってなっちゃうと思います。


ちなみに違和感ゲージはイズがガンダム勢の如く煽りをしかけたあたりから本格化していって、お仕事5番勝負で爆発しました。でもお仕事5番勝負の後も特に下がってなかったというか、なんなら最終回で天元突破したんですけどぉ!?どうなってんだよこれ!どうしてわかってくれないんだ!


あと、ゼロワンの作品だけじゃなくもっと全体的によくないところがあるんですけど、それは自分で設置したハードルを超えられないってところ。ハードルを勝手に設置してそれを高くするのは俺らみたいな厄介なオタクのよくすることで、それを超えられなかったから作品にキレるってのはいやいや俺たちはそんなつもりで作品作ってねーからって一蹴されて終わりなんですよね。ただゼロワンに関しては明らかに自分でハードルを設置してる。令和一号とか!エモいとか!自分で言うなよ!!!大森Pの週刊怪文書とかもそうだけど!!!それで俺ら調子乗ってハードル上げちゃうんですけど、ゼロワンは自分からそのハードルたまに上げてきたりすることもあったりする。最近のライダー公式の悪ノリ〜お前だぞ!!!???しかもコケる。なんなんだお前はって言いたくもなりますよ。俺が読んでないファイナル怪文書からすると大森Pはうまくいったと思ってるカンジらしい?(又聞き話すぎるだろ)のも尚更意味不明。転んで擦りむいたのにハードル走走り切った面してるヤツいたよね...それは超えたんじゃなくて倒したっていうんですけど????
逆にいうとジオウは悪ノリじゃなくて自分からノリを作っていくような雰囲気でしたね。お祭り作品だからってのもそうですけど、とにかくハードルを超えてくるという強い意思を感じたし、こちらとしても飽きなかったし、OQでノリダー出てきた時はハードル走かと思ったら立ち幅跳びだったみたいな謎のショックを受けましたが、楽しかったですよね。さっきも書いたけど作品の出来はお世辞にも良いとは言えませんでした、しかし最終評価が楽しかったで終われる作品は“良い”作品だと思います。あとジオウ公式...お前がいてくれたらっていつも思うよ...帰ってきてくれ...



ゼロワンの不満点について語るのは不本意ながらめちゃくちゃ筆が進むので楽っちゃあ楽なんですけど、ここまで書いていて特に気持ちの良い内容ではないので別にあんま楽しくはない気がします。というかここまで書いてゼロワンより数行扱ったGoプリとジオウの方が圧倒的に褒めてる時点でいろいろやばいと思います。別にゼロワンが嫌いなわけじゃないんだ!!!信じてくれ!!!!思うところが多いだけだから!!!!実は一回飽きてお仕事5番勝負あたりから録画溜まりまくってたのを最終回のリアタイのために一気にしたんですけど
どうもゼロワンは映画できちんと完結してくれるようなので、放送短縮とかいろいろ問題も生じてましたし仕方ないaiboのとこまで予定通りだったのは仕方なくねーよところも含めて、作品の総合的な感想をいつか書きたいなぁと思います。忙しくて映画見に行けるかわからないんですけどねー...モチベもあんまりないし...。でもきっと映画で評価持ち返してくれるんだろうな!!!!みんな言ってるし!!!???
とにかくゼロワンはまだ終わってません!俺たちのゼロワンはこれからだ!

☆いつか人間とヒューマギアが分かり合える日が来ると信じて___!
大森Pの次回作にご期待ください!!!





映画の出来でカバーできるほどの粗の量じゃない...!